【ハニーポットの検証】ハニーポット設置5日目
本日より、念願のT-POT専用PCでの運用としています。
そのため、管理ツールの配色が、若干変わっています。
さて、今日は少し見る場所を変更してみます。
まずは最上段の「Honeypot Destination Ports Histogram」を見てみます。ここでは、宛先ポートをヒストグラムで見ることができます。
ハードコピーだと少し見づらいのですが、ポートは「445」に対するアクセスが多いですね。
Port「445」は、ダイレクト・ホスティングSMBサービスですので、ファイル共有やプリンタ共有を行っている場合に開放しておくポートですね。やはり、このポートは狙われやすいポートとなっているようです。
他には「2222」「2223」へのアクセスも多く発生しています。
wikiで調べてみたところ、「DirectAdmin default」と「ESET Remote administrator」となっていました。なぜこのポートにアクセスがあるのかは今後調査してみたいと思います。
次に、アクセスの多い国を見てみます。最近の報道では、アメリカがWannaCryが北朝鮮の攻撃であると発言していたりしますが、最もアクセスが多いのは「ドイツ」ですね。
次いで、ベトナム、ブラジル、日本、中国の順となっています。
最後は、いつものシグネチャを見てみます。
教もトップは断トツで
「ET EXPLOIT [PTsecurity] DoublePulsar Backdoor installation communication」
これですね。ただ、攻撃件数が2万ちょっとしかありません。少し落ち着いてきているのでしょうか。
他は、これまでと似たような傾向にありますね。
残念ながら、miraiによるDDoSは、まだ見えていないですね。