サイバーセキュリティはじめました

ハニーポット(T-POT)の検証や攻撃の実験など、サイバーセキュリティに関して少しずつ勉強しています。

【ハニーポットの構築】T-POT18.11のインストール

引っ越しから調子の悪かったHDDは、やはり物理的に故障していると思われますので、いっそのことSSDに換装して、T-POTを再構築することにしました。

 

昨日出席したエフスタの会場で、「T-POT18.11がでてますよ!」 という情報をいただきましたので、さっそくインストールしてみました。

 

T-POT18.11

建ç¯

搭載されているハニーポット

Conpot

Cowrie

Dionaea

Elasticpot

Glastopf

Honeytrap

Mailoney

Rdpy

Ciscoasa(新機能)

 CVE-2018-0101、DoSおよびリモートコード実行の脆弱性を検出できるCisco ASAコンポーネントの低相互作用ハニーポットです。

Glutton(新機能)

 all eating honeypot. すべて食べるハニーポット?ちょっと良くわかりません。

Heralding(新機能)

 credentials catching honeypot. ハニーポットをキャッチする資格…?これも良くわかりませんね…。

Medpot(新機能)

 HL7 / FHIRハニーポットです。

Snare(新機能)

 Webアプリケーションのハニーポットセンサーで、Glastopfの後継機です。 SNAREはGlastopfとの機能比較を行い、既存のWebページを攻撃対象に変換することができます。WOWhoneypotのライバル的ハニーポットでしょうか。

Tanner(新機能)

 どうもSnareを使用するための機能の1つのようです。

17.10に入っていて18.11に入っていないハニーポット

Emobility

Vnclowpot

 

その他の変更点

kibanaの見た目が大きく変わっています。

廃止された機能

Netdata CPUやメモリの使用状況を視覚的に確認できるツール

Portainer

WebTTY Web経由でT-POTにアクセスするコンソール機能

追加された機能

CyberChef 廃止された機能を統合化したようなツール類

その他

ダッシュボードの中身もかなり洗練されていますね。

期間あたりの攻撃件数を簡単に見ることができます。

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また、こちらの画面では…

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なんと、右上に「Download CSV」の文字が!!

これで集計作業がかなり簡単になりそうですね!

 

まだ、未知の部分が多いので、もう少しいじってみたいと思います。